坐禅の「坐」とは、土の上に二人の人が坐っている状態です。二人の人とは自分と自分の心です。
禅とは「示す」偏に「単」と書きます。これは、物事を単純に示せ(ひとつとなれ)ということで、つまり、坐禅とは、自分の心と一体となるということです。
経営禅研究会はこの「坐禅」という言葉の持つ意味をそのまま主旨とした、社会人・ビジネスマン・経営者のための坐禅会です。発足は25年以上も前に、主宰の飯塚保人が鎌倉で始めたものに遡り、一時中断していた会が、各方面からの再開を望む声によって、1996年から新たに渋谷区広尾で開催されるようになりました。
基本的に出入りは自由な会ですが毎回参加する方も多く、また、知り合いや友人を連れてくる方も多いので、常に老若男女20〜30人の参加者があります。東京の真ん中とは思えない、静寂感にあふれたお寺での、警策・茶礼・読経も行われる本格的な会です。
坐禅が初めてという方には、心得・作法・坐り方などをやさしく指導致します。坐禅会終了後のニ次会も毎回大人気で、禅について、あるいは仕事について、思い思いに語ることができる会となっており、ネットワークづくりには最高の場です。

